株式会社 ひびき精機 is rated 3 out of 5 in the category defense & space. Read and write reviews about 株式会社 ひびき精機. 昭和42年の創業後、旋盤加工とフライス加工による複合精密切削加工を専業として成長。人材育成では、図面の読み解き・加工方法立案・プログラミング作成・治工具製作・段取り・本加工・仕上げ・検査までを1人で完結させる、自立した職人を増やす取り組みを行っている。 現在、高精度・高品質を要する半導体製造装置真空部品加工を主力とし、航空宇宙・発電エネルギー・医療分野へも事業を展開している。航空機分野については2013年9月にJISQ9100を取得、QMS要求に基づいたシステム・組織体制を構築し、本格参入を目指している。 最先端の旋盤・マシニングセンタを導入し、高精度・高品質な複合精密切削加工を実施。主力である半導体分野のほか、航空宇宙分野では、エンジン部品や機体部品の製造を手がける。近年は国産初のジェット旅客機 MRJ(三菱リージョナルジェット)の開発・量産に携わる。 航空機分野の受注拡大に向けて2014年5月に新工場を建設し、大型複合加工機、同時 5軸制御マシニングセンタ、立体形状測定を可能とする三次元測定機、CATIA V5やVERICUT等のソフトウェアを導入。 同時5軸制御マシニングセンタではAPC機種(24パレットシステム)を導入し、ツール寿命管理や治工具の変更リスクを低減した生産環境を構築している。また、難削材・難形状の加工や、コストダウン・品質保証に対応するため、治工具は自社開発で対応。 技術面ではアルミニウムとステンレス加工を主体とし、インコネルやチタン合金等の難削材加工に対する技術対応力を蓄積している。研究開発では新素材の切削加工に取り組み、難燃性マグネシウム合金の新たな切削加工実績開拓に携わっている。 ≪難燃性マグネシウム合金 anti-flammable magnesium alloy≫ マグネシウムは、アルミニウムよりも軽く(比重約3分の2)、比強度、比剛性に優れるといった特徴を持つ。加えて、実用金属中最大の振動吸収性(減衰性能)を持つため、輸送機器や機械の振動・騒音を抑えることが可能である。他方で、マグネシウムの持つ燃えやすい性質について、発火温度を200~300℃上昇させることで、改良したものが「難燃性マグネシウム合金」である。この難燃性マグネシウム合金とは、実用金属中最軽量であるマグネシウムの特徴を活かした画期的な材料として、航空宇宙産業をはじめ多様な産業分野への用途拡大が期待されている。 ※アメリカ連邦航空局(FAA:Federal Aviation Administration)策定のマグネシウム部材用燃焼試験の合格基準をクリア (独)産業技術総合研究所九州センターの開発シーズ・知財「カルシウム含有マグネシウム合金鋳造品の製造方法」特許-3318606 他2件(特許-3030338・特願2005-075473)
Company size
51-200 employees